たぶんこのためのリリースでもあるマックワールドエキスポ・NYの基調講演は,日本時間の17日午後10時から。ライブ・ストリーミングを捕らえろ,同時通訳もある。これは,QT6の産声でもある。
アップル社は,ビデオ圧縮技術の標準規格,MPEG4に対応したクイックタイム6の正式版をリリースした。MPEG LAによるライセンス条件が改善されることから,公開に踏み切ったようだ。
ハッピー・バースデー。手放しでも喜んでしまうクイックタイム(QT)好きな私なので許してくらはい。新規ライセンスの必要なプロ版へのアップグレードもすませたが,特に問題は見当たらない。動作はプレビュー版よりも軽快になって,操作感も向上している。ビデオの拡大縮小も自由自在なのは,手でひっぱって伸び縮みさせているようで楽しい(どぉでもいいことだけど。
すでに保存用コーデックとしてMPEG4はあれこれと使っているが,ローカルで我慢できる画質を維持するには,1040kbpsぐらいかなと検討を付けている(pic)。AACオーディオは,再生ツールが整えばMP3を捨ててもいい。96kbps(pic)で圧倒的に128kbpsのMP3の音質を上回っているのを感じる。基本的に私は,自分のことを音質を聞き分ける耳を持っていない人間だと思っていたので,この違いは驚いている。QT6は,メディアにとって大きなターニングポイントとなる。そしてもう,過去や他に舞い戻ることは必要ない。(ちなみにMPEG1のファイル(380MBほど)を上記設定でMPEG4化すると210MBほどにな〜るよん)
|